こんばんは。TOMOHIRです。
世の中の投資マインドを裾野からボトムアップしたいと考えていますが、今日は日本人の投資マインドのある事例を基にお伝えしたいことがあります。
知人と話をした時に感じたことです。
彼いわく、「俺はバクチはやらない!」――と。
なぜなら……と、彼の周囲での株式投資で失敗した人の話を並べたてました。
彼自身、株式の保有株銘柄が、以前勤務していた大手企業の自社株と、なんと東芝株。
東芝株は、購入時の3分の1に迄下落し、彼いわく「もはや売るに売れない」状態とのこと。
同僚や知人の株式投資や国債購入の話をひっきりなしにまるで武勇伝のように熱く語り、ふーっとため息をつきながら、再び「だから、俺はバクチはやらない!」と言いました。
TOMOHIROは、思わず「投資とバクチは違いますよ!」と即答しました。
すると、彼はとぼそっとつぶやいたのです。
「たしかになぁ」彼もわかっているのです。
しかし、彼の年代に多い意見でもあるのです。
60代後半。大手企業を定年退職。終身雇用で、まだまだ手厚い企業年金も出ます。
老後資金も贅沢をしなければ充分な金額があるそうです。
ましてや、不動産投資なんて! ——と。
働き盛りの頃にバブル期を過ごし、給与は右肩上がり、不動産投資や「土地成金」に対してあまりよいイメージを持っていない層も多いのが事実です。
不動産投資の現場から考える|「投資」に対しての日本人のイメージ
TOMOHIROは、不動産投資やその他投資を行う身として、世の中の投資の裾野を広げたいと考えています。
冒頭の知人のように、投資にネガティブな意見を聞くと、その原因を知りたくなり、リサーチしていみました。
証券投資に関する全国調査 (調査結果概要)<日本証券業協会>
平成27年11月(平成29年11月1日時点で最新公表データ)
日本証券業協会が昭和37年の初回調査に続き、昭和39年以降は3年間隔で実施している調査結果をみてみます。
年代別のクロス集計ではないのですが、全体像をよく表しています。
直近の公表データは、平成27年のものです。
平成30年の調査結果が発表になりましたら、改めて記載します。
不動産投資の現場から考える|日本人は「貯金が好き!」
金融商品別保有率
金融商品別保有率は、依然として「預貯金」が91.9%と圧倒的に高いですね。
(出典:「証券投資に関する全国調査」日本証券業協会)
興味を持っている金融商品
やっぱりあくまでも「貯金が好き!?」
「預貯金」がトップで、ついでまさかの「興味を持っている商品はない」
預貯金があれば、よいということなのでしょうね。
(出典:「証券投資に関する全国調査」日本証券業協会)
90%以上の人が、保有金融商品が預貯金ということもうなずけます。
マイナス金利の時代、100万円預けていても0.01%の利息ですと、コンビニのおにぎり1個も買えません。
100〜300万円の保有額が最も多かったので、0.01%の利息ですと、100〜300円の利息なのです。
有価証券保有額分布
保有額としては、100〜300万円が最も多い層です。
(出典:「証券投資に関する全国調査」日本証券業協会)
金融商品保有目的
「将来・老後の生活資金」が圧倒的に多い理由です。
ついで、「将来の不測の事態への備え」
やはり、みなさん老後・将来資金は心配なのですね!
(出典:「証券投資に関する全国調査」日本証券業協会)
証券投資の必要性について
この調査では、なんと! 全体の3/4以上が「証券投資は必要ない」と思っている事実が。
「ギャンブルのようなもの」という回答に、冒頭の知人と同意見を感じています。
(出典:「証券投資に関する全国調査」日本証券業協会)
証券投資の必要性(個人年収別)
年収が高いほど、「必要だと思う」が高い!
いやいや、年収が高くない層ほど、老後・将来への心配が必要です!
(出典:「証券投資に関する全国調査」日本証券業協会)
投資教育の必要性
習得したい証券投資知識
「投資の知識は必要ない」と思っている人がこれほどとは!?
(出典:「証券投資に関する全国調査」日本証券業協会)
証券投資教育事項の有無
しかし、投資教育を受けていないからということもありますね。
(出典:「証券投資に関する全国調査」日本証券業協会)
寝た子を起こさなくては!
マイナス金利の時代です。
日本は、インフレ・円安を目指しています。
年金問題もあります。
預貯金が数億円以上ある場合は心配の必要は低い可能性がありますが、預貯金だけでは、老後かなり心配です。
証券投資のイメージ(個人年収別)
個人年収別に見ると、年収が多い層ほどプラス・イメージが高く、マイナス・イメージが低くなる傾向があります。
そして、やはりここでも「投資はギャンブルのようなもの」という誤ったイメージが。
(出典:「証券投資に関する全国調査」日本証券業協会)
証券会社との取引状況
「これまでに取引したことがない」がこんなに多いのです。
(出典:「証券投資に関する全国調査」日本証券業協会)
経験がない
知識は必要ないと思い込んでいる
「投資=ギャンブルのようなもの」という誤ったイメージの定着
燃えてきました!
日本も、欧米のように金融教育の必要性がありますね。
日本の高度経済成長期のように、『銀行には預金』『郵便局には貯金』といわれていた時代がありました。
過去には郵便局の定期貯金の金利が年10%を超えていた時代もあったのです。
なんと、いまの利息の1,000倍ですよ!
田舎の両親は、その記憶がありますから、「郵便局に貯金をしていたら、倍々ゲーム」という呪縛から解かれないのです。
では、不動産投資は?
この調査に、不動産投資は含まれないのですが、以下のような状況です。
Q.(投資の経験が)ある人はこれまでに経験したことがある投資対象をすべてお答えください(複数回答)
1位:株 34.0%
2位:投資信託 27.0%
3位:FX 11.0%
4位:国債 10.0%
5位:債券 8.0%
5位:REIT(不動産投資信託) 8.0%
6位:純金積み立て 7.0%
7位:社債 6.0%
8位:外貨両替 5.0%
9位:MRF 4.0%
9位:不動産投資 4.0%
「投資」の印象、未経験者と経験者の違いは?【イメージ調査】「投資」の印象、経験者と未経験 者の間にズレ」(東証マネ部)より
まとめ
冒頭で、金融資産が100〜300万円あり、金融資産に求めるものとして、「すぐに引き出せる」=流動性が高いことを望む
(出典:「証券投資に関する全国調査」日本証券業協会)
もちろん、手元資金を残した方が安心です。
会社員の場合、万が一に備えて手元資金を残し、不動産投資ローンを利用して不動産投資を行う。
不動産は、流動性は高くありませんが、家賃収入でキャッシュ・フローを積み上げていき、流動性の高い商品に再投資するなども考えられないでしょうか。
不動産投資に限らず、「投資のことは何も考えなくてもよい!」という人をなくしていこうと決意しました!!
まとめ
TOMOHIROは不動産会社に勤めていましたが、現在はフリーです。
横のつながりで、仕入れ業者と強いパイプを持っています。
業界で有名な不動産投資物件を販売する会社が仕入れている業者をご紹介できます。
不動産投資の販売会社は、仕入れ値に対して、利益をのせます。
それは、会社経営としては当然のことです。
不動産投資用の中古ワンルームマンションを扱う大手企業は、会社の経費のためにそれなりの金額が上乗せされるのです。
その上乗せされる前の仕入れ値に近い物件を扱う不動案会社をご紹介することもできます。
TOMOHIROの苦労や、苦労から得た経験をもとにした経験則から少しで皆さんのお役に立ちたいと考えています。
TOMOHIROは、会社員時代を通して公私ともども不動産に関する相談に乗ってきました。
「不動産は人を幸せにもするし、不幸にもする」
不動産投資に行う方に対してTOMOHIROは上記のように思うのです。
不動産投資で幸せになられた方のご報告をいただくことは喜びです。
現在周囲にいる投資家仲間を通して不動産に関する質問をもらいますが、他の方へ「伝える」ということは自分自身の役にも立ちます。
自分が知っているということと、他の方へ伝えてそして理解していただくということは異なると思っています。
そして何よりも嬉しいのは、TOMOHIROがお伝えしたことを参考に購入した不動産物件が利益を上げて、お礼を言ってもらえることです。
「TOMOHIROのアドバイスで購入した物件で、月々キャッシュフローが黒字になっている」
「TOMOHIROのアドバイスで購入した物件が、数年後に高く売れて、キャピタルゲインを得ることができた」
その言葉を聞くために、不動産の相談に乗っていると言っても過言ではありません。
TOMOHIRO最大の喜びです。
TOMOHIROが得た金融知識や投資情報など、あなたとともに共有していきたいと考えています。
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